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ミッドナイト-ブルー 8 [midnight blue]

黒に近い紺色。

三省堂提供「大辞林 第二版」より



暗くて重くて痛くてしんどい文ばかり。詩あり小説あり。
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   がんばりましょう。


 夕食をすませると、すぐに部屋に戻って、ベッドに体を投げ出した。
 今日はいつものテレビがやってるはずだが、なんだか見るのもめんどくさい。というか、もう生活自体めんどくさい。朝早く起きて学校に行って、退屈な授業を受けて疲れて帰宅する…なんていうくだらない日常には、もう疲れてしまった。だからといって打ち込める部活もないし、バイトだって、こんなトロくて愛想もない私に出来るもんなのだろうか。
 青春と言えば恋、なんてよく言われるが、それも私には無縁のことだ。当然彼氏は居ないし好きな人も居ない。近頃はバラエティを見てても、女の子が屋上から告白とか見ず知らずの男女がシナリオ通りに恋愛とかそんな企画が目に付くが、よくやるなぁと思う。世間の人々はそういうのを見て面白いのだろうか。私にはいまいち理解しがたい。恋愛なんてそんなかったるいこと、進んでする気など全く起きない。
 なんて、そうでなくても私みたいなヤツを好いてくれる人なんていやしないだろう。私は私が嫌いだ。周りの人も私が嫌いなはずだ。こんなことは改めて言葉にしなくても常日頃から思っていることなのだが、こんなふうに夜自室でひとり、星なんか見上げてると、どうしようもなく身にしみて感じられるのだ。
 そして、いろいろなことが頭に浮かんでくる。元中の友達のこと、明日の幅跳びのテストのこと、今日の数学の宿題のこと、私を見て笑うクラスの女子グループのこと、進路のこと……。一通り考えてみて、やっぱりめんどくさくなって、またぼーっと夜空を見上げた。
 秋の空に星が輝き、虫の声が響いている。窓から入る夜風はもう冷たい。なぜだか私は急に、寂しいようなせつないような気分になった。
 あの日はもっとたくさんの星が見えた。中学の林間学校のキャンプファイヤーのときだった。たしかあのときは具合が悪くて、今みたいにひとりで星を見てたっけ。明るく燃えるキャンプファイヤーを取り囲む踊りの輪からひとり外れて。はじめからフォークダンスなんかやる気しなかったけど、本当に踊らないとは思わなかった。炎に照らされたみんなの顔がすごく楽しそうで、でもなぜだか遠くに感じて、たまらなくなって空を見上げた。そして、息をのんだ。
 見上げた夜空には見たこともないような無数の星が一面に輝いていた。それまで感じたことがなかったが、「吸い込まれそうな」という表現がまさにぴったりだと思った。そして、急に心細くなったのを覚えている。自分の存在が、限りなく小さく、そして疎外されたもののように感じたからだ。けれど、あの頃はまだ居場所があった。クラスのみんなにのけ者にされ、影で笑われても、心を許せる友達と、空間があった。けど、今は…。
 しょーがないかな、と思う。私には人よりいいところなんて何もない。勉強も運動もいまいち、顔もパッとしないし体型だって悪い。これでも性格がよければいいのだろうが、自分で言うのも何だけどあまりいい方とは思えない。自分で考えてもこんなヤツなのだから、他人の目にはもっとはっきりひどく映るのだろう。
 …なんだかさらにやるせなくなってきた。私なんか生きてて何か意味があるのだろうか? いっそ死んで臓器提供でもしたほうがよっぽど世の中のためだろう。そんなもんだ。この広い宇宙の中では私なんて居ても居なくても変わらない。死んだら…私の体は地球の一部となる。じゃあ精神は? ぷっつりととぎれて、それで終わってしまうのだろうか。霊とか死後の世界とかが実在するとは思えないが、それではあまりに味気ないではないか。
 …なんて考えてるうちに、私は眠ってしまっていた。もちろん宿題なんかしていない。数学の時間当てられて、やってないと言ったらやっぱり怒られた。
 あーあ、まったく、自分でも呆れてしまう。本当にどうしようもない。
 けど、まあ仕方ないかな、と思った。結局いくら嫌ってみても責めてみても、自分は自分なのだ。今までも、そしてこれからも。
 


 しゃーない、もう少し、がんばってみるか。
                        




今は昔10代半ばの頃に書いたものです。
未●年の主張やら未来●記やら古いネタが出てくるのはそのためです(苦笑)
2006.06.03 Give me a POWER
        Give me a POWER


       ひとり部屋の中で 汚れた壁を見てる
       時を刻む秒針が やけに不安をあおる
       妙に片づいた机が どうも落ち着かない
       散らかった足もとが イラついてしょうがない
       「幸せってもっとたやすく感じられるものじゃなかった?」


       晴れた空を見ても溜息ばかり出てる
       風の音も花の色も私には悲しい
       心の羽根広げ四角い窓から飛び立つ
       私に見える景色は誰にもわからない


       心が冷えていく 声も失ってく
       目に映るすべてが 輝きなくしてく
       誰も居ないし何もない 真っ白な空間に
       君の写真を飾る 気力さえも起きない
       やけに疲れてて のども渇くよね
       「どこへ行けば何をすればもう一度自分になれる?」


       晴れてても曇っていても雨や風の日でも
       いつでも深い深い深い霧が出てるみたい
       何も見えない聞こえない 「どうでもいい」
       なのになんでこんなに苦しいんだろ


       いつからだろう 笑い方も忘れてしまって
       どうしてだろう 涙も出ない
       わかってる? 君にしかできないんだから
       「私に力を与えてよ…」


       晴れた空を見ても溜息ばかり出るけれど
       風も花もみんな今の私には悲しい だけど
       もしここに…君が居たら 君が側に居てくれたら
       もう一度 ねえ きっと 笑える気がするよ



歌詞っぽく書いてみたんです、よ。
どうでもいいけどホントうつうつだな高校時代(笑)
2006.06.03 ヒトリ
ヒトリ


もどってきて。
そばにいて。


こんなに近くにいるあなたに
何度も何度も呼びかける
ふすま1枚隔てた部屋で
しずかに寝息をたてるあなた
  



うす暗い部屋
冷えた布団
遠くに聞こえるバイクの音






重苦しい夜の中
ひとりぼっち








こわいよ。









もどってきて。
そばにいて。






わたしもつれてって。











永い永い
夜という牢獄





いや、あの、不眠だったんです。
大嫌い (黒版)


やさしくしないで
話しかけないで
今はひとりだからって
普通に接しないで


みんながいたら笑うくせに
みんなでのけ者にするくせに


にこにこしないで
楽しげにしないで
今はひとりだからって
わたしに関わらないで


「みんな」にはなれないんなら
「みんな」なんてごめんだ
「ひとり」にさせたいんでしょう?
「ひとり」にしてよ 徹底的に



嫌いなのはこっちだ
わたしがみんなを嫌いなんだ



大嫌い
大嫌い
大嫌い
大嫌い




相手の笑顔が消えないうちに
自分から背を向けてやった
こじあけた距離は風を生み
胸を吹き抜け渇かしていった


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